CGと3DCGは、その違いを知っているようで案外知られていない言葉です。
前者のCGはコンピューターグラフィックスの頭文字で、意味はパソコンなどを使った画像処理のことです。
ペンタブレットを使って絵を描いたり、動画素材に手を加えて編集を行う作業もこのCGに分類されます。
広義でいえば、画像の回転や拡大縮小程度の処理でも、CGと呼ぶことができるでしょう。
立体感のある絵や写実的な絵をコンピュータで描いても、それが3DCGに当てはまるとは限らないです。
3DCGには、単なるCGとは違い三次元的な処理が加わりますから、実は明らかに異なる内容となっています。
3DCGは、パソコン上に奥行きのある仮想空間があり、その中にオブジェクトを配置したりカメラを設定して画像を仕上げます。
ポリゴンという頂点を組み合わせる方法で立体的なモデルを作り、それをオブジェクトとして仮想空間に配置します。
ハリウッド映画で使われる動画素材も、このような方法で地道に作り上げられているわけです。
更に照明を配置してオブジェクトに投射したり、カメラの位置や角度などを設定して撮影します。
撮影も厳密には仮想的なものですが、撮影作業の有無もまたCGと3DCGの違いになります。
動画素材を制作する場合は、キャラクターのオブジェクトをコマごとに動かしたり、時間の変化に合わせて演出やカメラワークを加えます。
それを1コマずつ、レンダリングというコンピュータの計算で動画素材に仕上げていきます。
商用映画作品となれば、1コマあたりのオブジェクト数や演出の度合いが高まるので、ほぼリアルタイムに仕上げられるCGとは違い、レンダリングに膨大な時間が必要です。
CGの良いところは比較的挑戦のハードルが低いこと、そして直感的に作品を仕上げられる点にあります。
ペンタブレットのような周辺機器が必要ですが、作業性を考えなければマウスでも十分に挑戦可能です。
3DCGはCGよりも覚えることが多く、仮想空間の概念を把握することや、あまり直感的ではないポリゴンモデル作成という手間が存在します。
しかし一度作ったモデルの変更が容易なので、そこがCGにはない優位性です。

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